副院長の永見です。

一段と寒くなってきましたね❄
紅葉が楽しみの季節になってきました🍁
みなさんはどこかにおでかけの予定はあるでしょうか?

ロイヤルカナンの院内セミナーを受けてきたので、今日はそのご報告をしようと
思います。
今回は栄養、フードに焦点を当てて、お話ししていきたいと思います。

まずは知っているようで知らない皮膚のおはなしから😃
皮膚のターンオーバーって聞いたことありますか?
皮膚では常に新しい細胞がどんどん出来、古い細胞は剥がれ落ちていきます。
これをターンオーバーと言い、それにより皮膚のバリア機能は維持されます。
ばい菌がついたり、乾燥しても、正常な皮膚はこのバリアにより守られている
んですね。
ちなみに表皮はわんちゃんでは約3週間、人では約4週間でターンオーバーすると
言われています。

みなさんは、皮膚って体重の何%くらいを占めると思いますか?
なんとねこちゃんや小型犬では、約20%もあるんですって!
5kgのわんちゃんでは、1kgが皮膚ということですね。
(中型犬、大型犬では約10~15%)
こんなに皮膚の割合が高いとは、意外ですね😮
さらに摂取したタンパク質のうち、約30%が皮膚や被毛の維持に使われる
ということを考えると、いかに食事内容が大切かが想像できますね。
本やインターネットで紹介されている手作りフードのうち、95%のレシピが
必要な栄養素が不足しているそうです。この結果をみても、完璧に栄養バランス
のとれた手作りフードを作るのはなかなか難しいみたいですね。

それでは本題の栄養のおはなしをしていきましょう🍴
犬も猫も人と同じ生き物なんだし、必要な栄養は一緒でしょ?
こう思っていませんか?
確かに、必要な栄養素の種類は一緒です。ただ大切なのは、
動物により必要なバランスが全然違うということなのです🐶🐱

人:雑食動物(肉なしでも生きられる=ベジタリアンの存在)
犬:肉食に近い雑食動物
猫:肉食動物

これを見てもわかるように、それぞれに合った食事をとる必要があるということ
ですね。
猫はベジタリアンにはなれないし、人で完璧な栄養バランスのとれた食事は、
犬や猫にとってはナトリウムが多すぎます。

では良いフードとは何なんでしょうか?

①嗜好性が良い(喜んで食べる)
②消化吸収が良い(良質な原材料)
③栄養バランスが良い

この3つの条件を満たすものだと言われています。
とはいえ、うちのコは元々小食で、あまりフードに興味がなくて…という方も
いらっしゃいますよね。
そんな時は次のようなことを試してみて下さい😁

①匂いを変えてみる(人肌に温めてみる)
②食感を変えてみる(お湯でふやかしてみる)
③与え方を変えてみる(食器をプラスチックから陶器に変える)

フード自体を変更するのももちろんアリですが、ちょっとしたきっかけで食べるように
なってくれるかもしれません。

最後にわんちゃん、ねこちゃんにあげてはいけないものを紹介しましょう💀

・タマネギ、ネギ、ニンニク、ニラ
・チョコレート
・ブドウ、レーズン
・アボカド
・キシリトール

これらは中毒を起こす可能性があるので、気を付けて下さいね。
もし食べてしまった場合は、すぐに動物病院に連絡してください。

さて、今回は食事・栄養についてお話しをしてきました。
具体的にどのフードがいいかわからない、自分のコに合わせてフードを選んでほしい、
などご相談があれば、いつでもスイミー動物病院のスタッフまでお声かけ下さいね。
サンプルもたくさんご用意していますので、お気軽に試していただけると思います🌷