こんにちは、院長です。
寒さが一段と厳しくなってきましたが、皆さん元気にお過ごしでしょうか?
今日は健康診断のススメということで、お話をしようと思います🙂

どうして動物たちにとって健康診断が重要になるのでしょうか?
ずばり、それは動物たちが言葉を発することができないからです。

さて皆さん、下の写真はいったい何でしょう?

 

これは私の実家の愛犬ドリーの尿に混入していた、いわゆる尿石です。

 

 

 

 

 

親から連絡を受けた私はかかりつけの動物病院を受診するよう指示しました。
尿石を主訴に来院した患者さんに対して、我々獣医師は腎臓や膀胱をエコーで確認します。
ドリーの主治医は妻なのですが、その診察の過程で脾臓という臓器にしこりを見つけてくれたのです!!

脾臓の腫瘤は突然破裂して、死んでしまうこともあるので、後日ドリーは脾臓摘出手術を受けました。
病理診断結果は悪性腫瘍(ガン)
しかも少し破裂していた形跡があるとのことでした。
振り返ってみると、数週間前にお腹を痛そうにじっとしているという日があったようです。
その連絡を聞いた時は、尿石がどこかに引っかかって痛かったのかと思っていましたが、もしかすると、その時に少し腫瘍が破けていたのかもしれません。
抗がん剤治療も乗り越え、幸い大事には至らなかったので、今もドリーは元気にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、スイミー動物病院でも同じような症例がやってきました。

オーナーさんの主訴は「血尿」。
でも触診をするとお腹が腫れている…
エコーを当ててみると、ドリーと同じように脾臓に腫瘤が見つかりました。
この子も後日脾臓摘出手術を実施しました。
病理診断結果は結節性過形成。いわゆるガンではありませんでした。

しかし、摘出した脾臓がこちらです↓(閲覧注意)

 

 

↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

ブヨッと大きく腫れ上がり、今にも破けそうですよね?

(脾臓腫瘤は、この子のように悪性腫瘍でなくても破裂のリスクがあります!)

ということで、定期的な健康診断の重要性が少し分かっていただけましたでしょうか?

もちろん全ての動物に異常が認められる訳ではありません。
でも「何も異常がない」という結果ってすごくいいことだと思いませんか?
(皆さんの愛犬・愛猫がまだまだ元気でいられるということの裏返しなのですから!!)

しばらく寒い日が続きそうですが、比較的動物病院が忙しくないこの時期に、じっくりと健康診断を受けてみるというのはいかがでしょうか?

具体的な健康診断の内容や価格については、お気軽にスイミー動物病院のスタッフまでお声がけくださいね🐾