わんちゃんねこちゃんの痛みのサイン

変形性関節症をご存知ですか🤔?
変形性関節症とは、骨と骨の間でクッションの役割をしている軟骨に過度の負担がかかることで関節が傷付き変性し、痛みにより動きにくくなる慢性的な関節疾患のことを表します。
犬は10歳以上の約44%が、猫は1歳以上では74%、12歳以上だと90%以上の子が変形性関節症の疑いがあるというデータもあります😶
動物は言葉で痛みを伝えることができません🙁
少しの痛みであれば我慢してしまうことも🙁
特にねこちゃんはわんちゃんに比べると本能的に痛みを隠してしまう子が多いです😿
最近寝る時間が増えたり、歩くスピードが落ちたなど、加齢のせいにしてしまっていることはありませんか?
もしかすると痛みを抱えているのかも🙄
日常のちょっとしたしぐさに痛みのサインが隠れていることがあるので、確認してみましょう💡
🐶わんちゃんの場合🐶
1.運動後に足を引きずる
2.散歩でノロノロ歩く
3.ゆっくり立ち上がる
4.ジャンプが苦手
5.動作がぎこちない
6.階段が苦手
😺ねこちゃんの場合😺
1.階段を上るとき、後ろ足で同時に跳ねて上る
2.階段を下りるとき、体を横向きにして一段ずつ下りる
3.動くものを追いかけるとき、休憩することが多い
4.ジャンプをするとき、前足をつけてから後ろ足を引き上げる、飛び乗る前にためらう
5.飛び降りるとき、前足を地面に付けてから降りる(飛んで降りない)
6.走るとき、全体的に動きが遅く、歩きと早歩きを交互にする
もちろん加齢も1つの要因になり得ますが、肥満や外傷、犬種猫種など様々な要因が関与しています。
犬ではチワワ、トイプードル、ポメラニアン、柴犬、コーギー、ダックスフント、シェットランドシープドッグ、ラブラドールレトリバー
猫ではスコティッシュフォールド、マンチカン、アメリカンショートヘア、ペルシャ猫、日本猫が発症しやすいと言われています🐕🐈
痛みがあると行動の変化だけでなく、怒りっぽくなったり食欲が落ちるなど気分の変化も見られることがあります💥
治療は痛みの緩和を目的とする注射や飲み薬を服用した上で環境改善や体重管理、適度な運動が必要になってきます🏋️
また当院では関節炎に対する漢方もご用意していますので、ご興味のある方はスタッフまでお声がけください🌿
少しでも行動の変化が見られたら、いつでもご相談ください😌
(診察に来られる際は動画を撮って来ていただけると助かります)