犬も認知症(痴呆)になるの?

こんにちは。
3月に入り、一気に気温が上がり、春らしい日が続くようになってきましたね😊🌺
花粉症のある方はツライかもしれませんが、おでかけがしやすい季節に入ってきたのではないでしょうか。
今回はわんちゃんの認知症(痴呆)について、簡単に説明していこうと思います。

この子は院長の実家で飼われているドリーくんです🐈
(ブログを読んで頂いてる方は、時々登場するのでご存じかと思います)

おひげがあるのでおじいさんのようなルックスですが、今年で14歳になるまだまだ元気な男の子です ✌

 

 

 

 

 

 

最近ではわんちゃんも大切に飼われるようになり、長生きするようになってきています。
わんちゃんの寿命が延び、問題になってくることもあるのが認知機能障害、いわゆる痴呆です 💦
ヒトと同様に効果的な治療法はなく、病態の進行を遅らせることが大切になります!
では、認知症(痴呆)とはどういった症状が見られるのでしょうか?

主な症状としては…

①異常な鳴き声(夜鳴き)
②真夜中の徘徊(グルグル回る)
③トイレの失敗

といったもので、このような状態が続き、認知症(痴呆)を疑うオーナー様が多いようです😰
早いわんちゃんでは12才頃から見られ、特に柴犬が多く(全体の約34%)、日本犬系雑種が全体の約49%を占めると報告されています。
残念ながら効果的な治療法はないのですが、主に以下の3つの治療を提案させてもらうことが多いです🐶

①行動療法
②食餌療法
③薬物療法

本日はその中で、行動療法を少しご紹介しましょう😆

行動療法とは、
1.定期的な運動(活動の増加)
2.新しいおもちゃや遊びの提供
3.人や他の動物との同居や交流を増やす
4.新しいしつけや、忘れてしまったしつけの再トレーニング

などです!!
いかがでしょうか?
高齢になった愛犬との絆を改めて深めてみる 😍といった意味でも日常に取り入れられそうなモノもありますね👍
もちろん、食餌療法や薬物療法もあります 🐕
最近では、早めにスタートすると、犬の認知症に効果があるというお薬も出ているので、ご興味のある方はお気軽にご相談下さいね🌟

うちのこ、認知症(痴呆)かも!?

と不安な方!
スイミー動物病院では、わんちゃんの認知機能低下を評価するテストもご用意しておりますので、お問い合わせください🐾

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